プログラミング

麻雀プログラミング講座 │ 点数練習計算機作成への道

麻雀の点数を求めるコンテンツが揃ったので、そろそろ点数を求めてもらうコンテンツを作ろうと思います。点数計算の練習のためのプログラムの製作に着手します。
まず、はじめは、符と翻数をランダムに算出するプログラムを組みます。プログラミングは、いつものようにjQueryを組み込んで、コーディングの手間を省きました^^

動作の確認は、サンプルページをご覧ください。

符と翻数を決まった範囲内で出力するプログラム

今回は、あらかじめ最低値と最高値を設定して、その範囲内の値を出力させるプログラムを組みます。

・JQueryの組み込み

<script src="../../js/jquery-1.4.2.min.js" type="text/javascript"></script>

・JavaScriptコード

 //例1:符と翻数を出力する
$("button.hu").click(function() {
var humax = eval(110);//符の最高値
var humin = eval(30);//符の最低値
var huhani = Math.random()*(humax-humin)+humin;//符を算出
var hu = Math.round(huhani/10)*10; //10未満を丸める
alert(hu); //求めた符をダイアログボックスに表示する
});

$("button.han").click(function() {
var hanmax = eval(13); //翻数の最高値
var hanmin = eval(1); //翻数の最低値
var hanhani = Math.random()*(hanmax-hanmin)+hanmin;//翻数を算出
var han = Math.round(hanhani); //1未満を丸める
alert(han); //求めた翻数をダイアログボックスに表示する
});

});

乱数を発生させるrandom関数を使って符と翻数を算出します(7行、15行)。
符は1桁目を丸め(8行)、翻数は小数点以下を丸め(16行)て値を整えます。

・HTMLコード

<button class="hu">符算出</button> ←30〜110の範囲を出力
<button class="han">翻数算出</button> ←1〜13翻の範囲を出力

ボタンをクリックすると、ダイアログボックスに値が表示されます。
符は30~110符。翻数は1~13翻の範囲でランダムに計算されます。

実行結果

応用例:符と翻数の最低値と最高値を変更して出力する

画面上で最低値と最高値を変更できるようにすれば、より柔軟なプログラムになります。

リストで範囲を設定する

値の範囲を自由に設定できれば、問題の難易度設定も可能になりますよね。

動作の確認とコードは、サンプルページをご覧ください。

以上です。このプログラムを元に点数計算練習機の作成を進めたいと思います。

麻雀プログラミング講座 │ 点数練習計算機作成への道2へ続く・・・

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