麻雀漫画

雀士たちのお正月~漫画名作劇場「あぶれもん」編

明けましておめでとうございます。みなさん、どんなお正月をすごしていますか?ちゃんと麻雀を打ってますか?一年の計は元旦にあり。麻雀打ちなら、元日からガンガン麻雀を打ちませう。

今回は、麻雀漫画「あぶれもん」から麻雀打ちの正しいお正月の過ごし方を紹介します。

負けた奴は裸になる~ケンの場合

雀荘かり田の常連客のケン。通称「帽子男」とは言われていない。かり田ではあまりいいところはないがパンピーの客には勝てる腕は持っている。

ケンさんの裸踊り

ケンの身に一体何が?だが、トレードマークの帽子は無事だ。よかった。

負けた奴は草を喰う~啓一の場合

神童と言われた啓一だが、悪い兄貴(英介やゴロさんとか)に憧れたため、麻雀の世界にのめり込んでいく。元々の才能もあったのだろうが、純でひたむきな姿勢が成長の原動力になったのは間違いない。
啓一草を喰う

強くなりたいぜ!の定番シーン(※セリフを変えてます)

英ちゃんとゴロさん

あ然とする英ちゃんと冷静なゴロさん。仲いいね^^

なんでこうなったかというと・・・

過去に戻って原因を探る

人間理由もなしに、こんな馬鹿なことをするわけはねー。きっと二人にとって深刻な原因があるに違いない。なぜこんな事態になったのかを時間を少し巻き戻して探ってみます。

ケンはどうしてこうなった?

ケン、健三に国士を振込む

原因は善元でぼろ負けしため。このシーンは、いままさに国士を振った瞬間です。

だが、さらに過去に戻ってみると。

寒空のケン

すでにかり田で英ちゃんに負けていた。寒空の下、ひもじくなった時に使えるセリフ。

かり田で小四喜を振り込んだケンは、家に帰る途中で財布を拾う。とうぜん警察に届けるわけがない。そのまま万札がビュンビュン唸っていると噂の善元へ向かうのだった。最初は勝っていたが、健三達に身ぐるみ剥がされた。

英ちゃんに、小四喜さえ振らなければ・・・

啓一はどうしてこうなった?

かり田で負けた啓一

かり田で負けた啓一。ガックリうなだれる。

ケンが善元で打っている頃、啓一はかり田で英介やゴロさんたちと対局。急成長した姿を見せるも、ゴロさんの現物喰い替えフリテン解消を見抜けず、出場最をくらって負ける。そして、あの場所に行って、草を喰うのであった。

オーラスでゴロさんに振り込まなければ・・・

結局はこの他人たちのせいだった

つーことは、

英ちゃんとゴロさん

原因はこの二人だった。いつも一緒で仲がいい^q^

全部あんたらのせいやんか~www

ああ~、素晴らしきあぶれもんの世界。正月からいいもん見せてもらいました。

「あぶれもん」について
【原作】来賀友志
【作画】嶺岸信明
昭和が終わる頃に近代麻雀で連載開始。単行本は全5巻(復刻版は全4巻)

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