今年も残り僅か。みなさん、麻雀はたくさん打ちましたか? 今回のテーマは、休み中に読んだらいいんじゃなイカ?私の蔵書からピックアップした本を紹介します。たまには麻雀を外から眺めて見るのもいいかも。 孟嘗君 宮城谷昌光氏の中国春秋戦国時代シリーズの中の1冊です。戦国四君の一人。数千人の食客を養い、「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」という故事で有名です。意味は「鶏や犬の真似をして忍び込む盗賊のように卑しくくだらない人間。また、そんな人間も何かの役には立つ」ということです。「一芸は身を助ける」に似てるかな? 群雄割拠 ...