ネット麻雀強者でありカリスマの主人公・桐谷鈴司(HNは、キリンジパパ)が歌舞伎町を舞台に暴れまくる麻雀痛快活劇ストーリー。
しかし、正体は引きこもりでバツイチの30男。元妻が病気で倒れ、娘を養うため、金を稼ぐ必要に迫られる。はたして底辺脱出はなるのか?
不夜城・歌舞伎町のピン東風フリー雀荘を舞台に、怪しく異様かつ個性的なライバルーたちとバトルを繰り広げ、交流を深め、そして主人公は成長していく。
歌舞伎町デビュー編
ネット麻雀の強者・桐谷鈴司(主人公)は、離婚した娘の養育費を稼ぐために歌舞伎町のフリー雀荘に飛び込んだ。
ネット麻雀の強者は、リアル麻雀でも通用するのか?そもそも生き残ることができるのか?仁義なき生存競争が始まった。
癖のありすぎる作者と麻雀プロの強力タッグ
著者・塚脇永久氏は、ネット麻雀天鳳のプレーヤーとしても有名。ウヒョ助という名前で、天鳳やツイッターで猛牛のごとく暴れまくっている。最近の趣味は旅。
闘牌原作に麻雀プロを起用。魔神と呼ばる渋川難波(日本プロ麻雀協会所属)だ。そんじょそこらの麻雀漫画が全裸で焼き土下座するくらい本格的な闘牌シーンが売りだ。濃いネームと圧倒的勢いで読者は麒麟児ワールドに没頭してしまうだろう。ガチな麻雀ファンでもお釣りが出るくらい満足できるに違いない。ぎっしり凝縮されたネームとガチ闘牌シーンの両輪が本作品のキモだ。ネット雀士も、そうじゃない雀士も、麒麟児の世界にログインしよう。
鉄鳴きの麒麟児 1
鉄鳴きの麒麟児 2
鉄鳴きの麒麟児 3
鉄鳴きの麒麟児 4
雑談
歌舞伎町制圧編
大金が必要になった。意識が戻らない華子の病気を治すための手術代だ。だが、そんな大金を桐谷に用意できるわけがない。じゃあ、どうする?麻雀打ちなら麻雀打ちらしく麻雀で稼げばいい。
歌舞伎町最強の麻雀打ちになれば、代打ちの声がかかるという。大金を手にするのも夢じゃない。
ならば、話は簡単だ。歌舞伎町の雀荘を制覇すればいい。桐谷(主人公)は、ピン東雀荘カブキング、リンドンリンドン、ホーマー、雷紋亭、エビルベビイの制圧に乗り出した。はたして、歌舞伎町制圧は成し遂げられ、桐谷は念願の代打ちになることができるのか?
鉄鳴きの麒麟児 歌舞伎町制圧編 1
鉄鳴きの麒麟児 歌舞伎町制圧編 2
鉄鳴きの麒麟児 歌舞伎町制圧編 3
鉄鳴きの麒麟児 歌舞伎町制圧編 4
鉄鳴きの麒麟児 歌舞伎町制圧編 5
鉄鳴きの麒麟児 歌舞伎町制圧編 6
雷紋亭の店主・火骨武郎(かぽねたけろう)のモデルは、僕ことタケオしゃんです。天鳳のサブ垢「カポネ団の兄貴」が命名の由来になってます。火骨は元代打ちのスカウトマン。憎たらしいオヤジだけど、根は良いオジサンです。どうか嫌いにならないであげてくださいね(懇願)。